こんにちは、静岡市の整体ポレポレの谷津です。今回は、脊柱管狭窄症と診断された85歳の男性が、当院に来院された事例をご紹介します。
現在もゴルフを楽しんでおられる方で、「まだまだ快適にプレーを続けたい」とご相談にいらっしゃいました。移動にはカートを使ってラウンドされているそうですが、歩くとお尻(臀部)や太ももの裏に痛みが出るため、日常生活にも不便を感じておられました。
初回施術:関節センサーにアプローチして正しく動ける体へ当院では初回に「関節へのアプローチ」を重視しています。
関節は「関節包」という膜に覆われ、その中には骨の位置やスピードを脳に伝えるセンサー(固有受容器)が存在します。このセンサーが正しく働かないと、脳が体の位置を把握できず、筋肉の使い方が乱れてしまいます。
まずはこの土台を整えることからスタートしました。
2回目の分析:裏もも・臀筋に痛みが出る本当の原因2回目は歩行分析を行いました。すると、この方は表もも(大腿四頭筋)をあまり使わず、裏もも(ハムストリングス)と臀筋に頼って歩いていることがわかりました。
結果として、裏ももとお尻に負担が集中し、痛みが出ていたのです。また、筋肉の出力検査も行いましたが、表ももの筋力自体はしっかりしていました。つまり、筋力はあるのに使えていない=体の使い方に問題があったということです。
改善ポイント:筋肉の使い方を変えるだけで歩きが楽にそこで、まず硬くなっていた太もも周辺を丁寧に緩め、表ももが自然に使えるようになる訓練を行いました。
その場で「脚が軽くなった!」と体感していただき、ご本人も「これならまた気持ちよくゴルフができそう」と前向きな表情に。ご自宅でできるセルフケアもお伝えし、2週間後に再予約されました。
同じゴルフ仲間の紹介で来院されました実はこの方、同じゴルフ仲間で以前当院に通われていた方からのご紹介でいらっしゃいました。そのご友人も似たような症状で改善され、現在は元気にラウンドされているとのこと。「自分もそうなれたら」と思ってご予約されたそうです。信頼の輪がつながっていくのは、とても嬉しいことです。
まとめ:脊柱管狭窄症でも、趣味や生活はあきらめなくていい脊柱管狭窄症と診断されても、「筋肉の使い方」「関節の動き」を見直すことで、痛みのない歩行や趣味の継続も十分可能です。静岡市で、ゴルフや日常生活をもっと快適にしたいシニア世代の方、痛みの根本を見直したい方は、ぜひ一度、整体ポレポレにご相談ください。