「手術で歩けるようにはなった。でも、朝起きるたびにタンスにつかまらないと立てない」
「荷重をかけると臀部が痛くて、日常生活がつらい」
変形性膝関節症の術後にこうした悩みが残る方は、実は少なくありません。
今回は、当院(整体ポレポレ)にお越しいただいた患者さんの施術事例をご紹介します。
【症状のご紹介】変形性膝関節症の手術後に残った2つの痛み
この方は、変形性膝関節症と診断され手術を受けた方です。
当院に通われていた別のお客さんからのご紹介でお越しになりました。
手術によって歩行時の膝の痛みは改善されましたが、以下の2つの症状が術後も続いていました。
- 朝、起き上がるときの痛み:タンスに寄りかかって時間をかけないと立ち上がれない
- 荷重時の臀部(おしり)の痛み:立ったり歩いたりするたびに臀部が痛む
入院中はリハビリを受けていましたが、退院後はリハビリなしで終了。
医師には膝ではなく股関節のみを診てもらっていたとのことでした。
【来院時の状態】玄関に入ってきた瞬間から気づいた変化
玄関に入ってきた瞬間から、膝の動きに制限があることがひと目でわかりました。
施術前に身体を確認すると、右足の太もも(大腿四頭筋)の筋肉が左に比べて明らかに細くなっていました。

【原因分析】なぜ手術後も痛みが残るのか?
① 朝の立ち上がり痛の原因:関節のセンサーの乱れ
朝、起き上がるときだけ痛む——この症状は、関節にある固有受容器(センサー)の誤作動が関係しています。
長時間安静にしたあと動き出す際、関節のセンサーが正確に位置や動きを脳へ伝えられなくなっているために、痛みや動きにくさが出ます。
手術で関節構造は修復されても、このセンサー機能が回復しきれていないことがあります。
② 荷重時の臀部痛の原因:太ももの筋肉の低下
荷重時の臀部痛は、術後に萎縮した大腿四頭筋(太ももの筋肉)が大きく関係しています。
太ももの筋力が落ちると、立つ・歩くときの衝撃を膝や股関節だけで支えることになり、臀部の筋肉や関節に過剰な負担がかかります。
病院のリハビリが退院で終わってしまうと、こうした筋力低下が放置されたままになりがちです。
【施術方針】病院では行わないアプローチで根本から改善
当院では、山内流AFR(固有受容器アプローチ)をもとに、「診断名ではなく機能で診る」考え方で施術を行います。
今回は2つの問題を段階的にアプローチする方針を立てました。
- 初回:関節センサーへのアプローチで朝の立ち上がり痛を解消する
- 2回目(2週間後):筋肉へのアプローチで荷重時の臀部痛を解消する
関節の問題が改善されてから筋肉の問題に対処する——この順番が、効率よく症状を解消するポイントです。
【初回施術の結果】朝の立ち上がり痛がその場で改善
初回施術では、関節センサーへのアプローチを中心に行いました。
その結果、「朝起きたときの立ち上がり痛」はその場で改善されました。
タンスに寄りかからなければ立てなかった状態から、スムーズに起き上がれるような感覚の変化を感じていただけました。
荷重時の臀部痛についてはまだ残っている状態ですが、次のステップへ進む準備が整いました。
【今後の施術計画】2週間後に筋肉へのアプローチ
関節の改善には、施術後約2週間かけて定着していく時間が必要です。
そのため、2回目の来院は2週間後に設定しました。
2回目では、萎縮した太ももの筋肉(大腿四頭筋)への施術を行い、荷重時の臀部痛の解消を目指します。
手術後も痛みが残っている方へ
変形性膝関節症の手術を受けても、
- 朝の立ち上がりがつらい
- 荷重時に臀部・股関節が痛む
- 退院後にリハビリが受けられず、症状が残ったまま
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、病院のリハビリとは異なる独自のアプローチで、術後に残った症状の改善をサポートしています。
静岡市で腰痛・膝痛・股関節痛にお悩みの方は、整体ポレポレへお気軽にお問い合わせください。
【整体ポレポレ】静岡市の腰痛・膝痛専門整体院
腰痛・膝痛・股関節痛・変形性膝関節症・術後の痛みでお困りの方はご相談ください。
山内流AFR(固有受容器アプローチ)で、原因から改善を目指します。