野球肘の原因は「投球フォームの崩れ」にあった
夏の大会シーズンを迎え、投げ込みの機会が増えるこの時期。「肘が痛い」「肩が張る」というご相談が増えてきます。今回は野球肘について、症状のタイプや根本原因、そして当院での考え方をお話しします。
野球肘とは?
野球肘とは、投球動作の繰り返しによって肘関節に負荷が積み重なり、痛みや機能障害を起こすスポーツ障害です。一度の大きな怪我というよりも、日々の練習や試合で少しずつ蓄積したストレスが、ある日痛みとして表面化するタイプの障害です。特にピッチャーや、投球数の多い成長期の選手に多く見られます。
主な症状:痛みの出る部位で3つのタイプがある
野球肘は、肘のどこに痛みが出るかによって、大きく3つのタイプに分けられます。
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内側型(もっとも多いタイプ)
投球の加速期に、肘の内側が引き伸ばされるストレスを繰り返し受けることで発症。野球肘の中で最も頻度が高いタイプです。
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外側型
肘の外側で骨同士がぶつかり合い、軟骨がすり減っていくタイプ。初期は自覚症状が乏しく、気づいたときには進行していることもあるため注意が必要です。
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後方型
投げ終わり(フォロースルー)で肘が伸びきる際に、肘の後方で骨同士が衝突することで起こるタイプです。
原因は「投球フォームの崩れ」
野球肘の根本的な原因の多くは、投球フォームが崩れていることにあります。本来、投球動作は下半身から体幹、肩、肘、指先へと力がスムーズに伝わっていくものですが、体の使い方に崩れがあると、うまく伝わらなかった負荷が肘の一点に集中してしまいます。
つまり、肘だけをケアしても、フォームの崩れという根本原因が残っている限り、痛みを繰り返しやすい状態は変わりません。当院では、関節や筋肉の状態を整える施術に加えて、投球フォームの指導も行っています。
肩の痛みにも対応しています
野球肘と同じく、投球動作の繰り返しから起こる肩関節の痛みにも対応しています。肘だけでなく肩に違和感や痛みがある場合も、フォームの崩れが背景にあることが多いため、あわせてご相談ください。
肘の内側が痛い場合は、まず整形外科でのチェックをおすすめします
特に成長期のお子さんの場合、肘の内側の痛みは、疲労骨折や剥離骨折を起こしている可能性があります。これらは骨のレントゲン検査でなければ判断できません。肘の内側に痛みがある場合は、当院にお越しいただく前に、まず整形外科で骨の状態を確認していただくことを強くおすすめします。骨に異常がないことを確認したうえで、フォームや関節の調整を行うことが、安全で確実な改善への近道です。
まとめ
- 野球肘は投球動作の繰り返しによって肘関節に負荷が蓄積するスポーツ障害です
- 症状は「内側」「外側」「後方」の3タイプに分かれ、内側型が最も多く見られます
- 根本原因の多くは投球フォームの崩れにあり、関節の施術とフォーム指導の両方が重要です
- 肩の痛みなど、投球に伴う他の部位のトラブルにも対応しています
- 肘の内側の痛みは、整体を受ける前にまず整形外科で骨の状態を確認しましょう
肘や肩の痛み、投球フォームでお悩みの方は、一度当院にご相談ください。
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